サーモスの「真空断熱スープジャー JEB―400」

 温かい食事や汁物、冷たいカットフルーツも長時間、温度を保って持ち運べるステンレス製スープジャーが人気だ。食洗機対応や手入れを簡単にした商品が登場、調理器具としても活用できる。(共同通信=増井杏菜記者)

 サーモス(東京)の「真空断熱スープジャー JEB―400」は、食洗機で全パーツまるごと洗えるようにした。従来品よりもふた内側の凹凸を減らし、水抜き穴を追加。ふたを開けやすくしたほか、丸い口元で優しい口当たりにこだわった。400ミリリットルサイズの保温と保冷効力はそれぞれ6時間後でも59度以上と11度以下を保てる。希望小売価格は6600円。

 象印マホービンの「ステンレススープジャー SW―KA30」は、ふた内側のせんとパッキンを一体化、取り外しを不要にして手入れを簡単にした。ステンレスの真空2重にした本体などにより、保温や保冷力も高めた。6時間後でも熱湯が58度以上、冷水が10度以下に保てる。ホームページに調理レシピも公開。希望小売価格は300ミリリットルサイズで3608円。

 家具の企画・製造を手がけるヤマソロ(兵庫県小野市)の「ステンレススープジャー hippo(ヒッポ)」は、ふた内側に収納できる折りたたみのスプーン付き。容量は500ミリリットルで具だくさんのスープやフルーツも持ち運べる。直径6.8センチの飲み口は食べ物を入れやすく洗いやすい。保温・保冷効力は58度以上と8度以下で6時間。販売価格は2380円。(いずれも価格は変動する場合があります)

象印マホービンの「ステンレススープジャー SW―KA30」
ヤマソロの「ステンレススープジャー hippo」
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