外国為替市場では、3日夜、韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が「非常戒厳を宣布する」と発表したあと、韓国のウォンが一時売られ、円相場でもリスクを避けようと比較的安全な資産として円が買われ、円高ドル安が進む場面がありました。

その後、非常戒厳が解除されたことで、一時的に買われていた円を売る動きも出て、4日朝の円相場は1ドル=149円台後半での取り引きとなっています。

市場関係者は「韓国の非常戒厳は解除されたものの、このあと韓国では混乱が続くのではないかといった警戒感もくすぶっていて、円を買おうとする動きも一部でみられる」と話しています。

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