ヘアケア・スキンケアブランド「ツバキ」や「ウーノ」などの日用品を手掛けるファイントゥデイホールディングス(HD)は2日、17日に予定していた東京証券取引所のプライム市場への新規上場を延期すると発表した。
2日に開いた取締役会で決議した。同社は「市場動向などを総合的に勘案し、国内外における株式売り出しを中止する」としている。上場手続きの再開については市場の動向などを見極めた上で総合的に判断するという。
同社は11月13日、東証プライム市場への新規上場承認を受けたと発表した。想定売り出し価格は1株2150円だった。証券会社や投資家の需要を踏まえて12月9日に売り出し価格を決定した上で、17日に上場する予定だった。
ファイントゥデイHDは2021年、資生堂の日用品部門が分離して欧州系の大手投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズの傘下に入る形で設立された。
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