小林製薬は香港投資ファンドから臨時株主総会の開催要請を受けたと発表した

小林製薬は2日、香港投資ファンドのオアシス・マネジメントから臨時株主総会の開催と、新たに3人の取締役を選任する提案を受けたと発表した。オアシスは紅麹(こうじ)原料を含むサプリメントによる健康被害問題による経営への影響について、現在の取締役だけでは正確に把握できないとして、弁護士の牛島信氏が調査を担当することも求めている。

オアシスは段階的に小林製薬株を買い増しており、11月段階で7.5%を保有している。臨時株主総会の開催と、会社法に基づく業務や財産の調査者として牛島氏、取締役として元検事の中村芳生氏、医師のトモコ・チュウバチ氏ら3人の選任を求めている。

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