三菱重工業は29日、台湾新幹線を運営する台湾高速鉄路(高鉄)から車両基地関連設備の新設・改修工事を受注したと発表した。台湾高鉄は乗客数の増加に伴い新幹線車両の増車を進めている。検査や修理をする「検修庫」も増設する計画で、三菱重工が同施設の軌道や電力・信号設備の設計、供給、据え付けなどを手掛ける。
台湾南部の左営車両基地の検修庫増設に伴う関連設備の新設、改修工事を受注した。受注金額や工事の完了時期は非公表としている。台湾新幹線は三菱重工を含む日本の企業連合が建設に関わり2007年に開業した。三菱重工はその後の台湾新幹線の延伸計画やシステム改修などにも関わってきた実績がある。
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