格安SIMサービスを手がける日本通信は28日、新たな電子マネーを2025年春にも実用化すると発表した。決済時にIDやパスワードを使わず本人確認するのが特徴。アカウント情報が盗まれることによる不正利用を防ぐ狙いだ。

 決済システム事業者のウェルネットと共同開発する。本人確認にはスマートフォン内に保存した電子証明書を使う。電子証明書は、初期設定時にスマホ本体をマイナンバーカードにかざしてICチップの情報を読み込むと作られる。

 日本通信の福田尚久社長は「世界的にも類のない安全な電子マネーを提供する」としている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。