京成のOLC出資比率は20.17%に下がる

京成電鉄は27日、オリエンタルランド(OLC)の自社株買いに応募し、1800万株を618億円で売却したと発表した。24年10〜12月期に関係会社株式売却益531億円を特別利益に計上する。京成のOLC株の保有比率(議決権ベース)は21.04%から20.17%に下がり、これに伴って持ち分変動損失125億円を特別損失に計上する。

東京証券取引所の立会外買付取引(ToSTNeT-3)で1株3435円で1800万株を売却した。株式売却による25年3月期通期の連結業績予想の修正については「精査中」としている。

京成を巡っては、英投資ファンドのパリサー・キャピタルが株式の2%弱を保有している。パリサーはOLC株の持ち分を26年3月末までに15%未満にするよう求めている。

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