奈良県と国土緑化推進機構(東京・千代田)は26日、2027年春に開催する第77回全国植樹祭を奈良市の平城宮跡で開催すると発表した。荒天の場合は奈良県コンベンションセンター(同市)で実施する。県内での開催は1981年以来で2回目。参加人数は4000人を見込む。天皇、皇后両陛下も出席を予定される。
同日、記者会見した国土緑化推進機構の沖修司副理事長は平城宮跡について「広さや歴史からも考えて非常に適切。(復元された)大極殿などに県産材をたくさん使っており、植樹祭にふさわしい」と説明。山下真知事は「林業の伝統のある奈良で開催できることは意義深い。樹木の果たす役割を広く知ってもらい林業の振興につながれば」と期待した。
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