伊藤忠商事がセブン&アイ・ホールディングス創業家からの要請に基づき、同社買収計画参加の検討に入ったことが25日、分かった。傘下のファミリーマートとセブン―イレブンのコンビニ協業による相乗効果を念頭に置く。セブン&アイ創業家は資金確保を急いでいるが、伊藤忠の社内には出資は容易に判断できる問題ではないとの声もあり、調整が難航する可能性もある。  創業家側は創業者の次男でセブン&アイ副社長を務める伊藤順朗氏と、創業家の資産管理会社が主導。買収のための特別目的会社を設立し、買収後に株式を非上場化する構想がある。  伊藤忠の財務基盤に懸念はないが、買収に参加する場合は独禁法上の問題が生じる可能性があり、出資比率を抑える必要があるとみられる。2024年度に設定した投資枠1兆円のうち大半を既に使っていることも検討上の課題となる。

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