生命保険大手4社の2024年9月中間連結決算が25日に出そろい、本業のもうけを示す基礎利益は4社とも前年同期に比べ増えた。円安が寄与し、保有する外国債券の利息や外国株式の配当収入が増え、海外グループ会社の利益も膨らんだ。  最大手の日本生命保険の基礎利益は36・0%増の4866億円。現行基準で公表した16年9月中間連結決算以来、過去最高だった。  第一生命ホールディングスの基礎利益は41・9%増、明治安田生命保険は14・2%増、住友生命保険は37・8%増だった。  売上高に当たる保険料等収入は、日本生命と第一生命が減り、明治安田生命と住友生命が増えた。

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