【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は22日、金融政策の枠組みの見直しを始めると発表した。2%のインフレ目標は議論の対象外。2025年1月下旬の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策担当者の議論を開始し、5月15、16日に外部講演者などを招く会議を開催する。
見直しは約5年ごとに実施。前回は20年に、インフレ率が2%を超えても金融緩和を一定期間容認することを決めた。
FRBのパウエル議長は「われわれは新たな考えや批判的な意見を歓迎している。過去5年間で得た教訓を取り入れていく」とコメントした。
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