日産自動車が業績悪化を受けて募集した早期退職に米国の従業員の約6％が応じ、12月末に退職する見通しであることが21日、分かった。日産の有価証券報告書によると3月末時点の米国の従業員は約1万7千人で、退職者は千人程度とみられる。
日産は2026年度までに世界で9千人の人員を削減する方針を公表している。全従業員の約7％に当たる規模で、引き続き人員削減を進める。
日産は北米や中国での販売が振るわず、24年9月中間の連結純利益が前年同期比93.5％減の192億円と大きく落ち込んでいた。
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