物流システム開発を手掛けるShippio(シッピオ、東京・港)は、航空貨物の運輸を手配するサービスに参入する。自社のウェブサイトを通じて航空貨物の見積もりから発注、離着陸の日程まで一括管理できる。電子部品や越境電子商取引(EC)などで空輸の需要が増えるとみている。
21日、国際航空貨物の運送免許を取得したと発表した。シッピオは今まで海上貨物を中心に関連サービスを展開してきた。航空貨物も扱うことで、利用者の利便性を高める。事業を担当する井上裕史経営企画本部長は「総合物流会社としてカバー範囲を広げ、デジタル活用で顧客の業務の効率化を支えたい」と話す。
商社の業界団体である日本貿易会によると、2024年度の輸出総額は前年度比2.1%増の103兆3020億円、輸入総額は同1.7%減の105兆3890億円を見込む。
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