【北京共同】中国税関総署が12日発表した3月の貿易統計によると、輸出は前年同月比7.5%減の2796億ドル(約43兆円)だった。マイナスは昨年10月以来、5カ月ぶり。前年は厳格な「ゼロコロナ」政策終了後の生産回復で輸出が大幅に伸びており、その反動があったとみられる。
輸入も1.9%減の2211億ドルにとどまった。中国は不動産不況が深刻化し、内需が伸びにくい状況が続いている。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は585億ドルの黒字だった。
地域別に見ると、米国とは輸出が15.9%減、輸入が14.3%減った。日本は輸出が7.8%、輸入が8.5%それぞれ減った。
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