受賞した「スイフト」のブルー系新色はスズキの地元・遠州の青空や水面をイメージ(浜松市)

スズキの小型乗用車「スイフト」が、NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)の「2025年次RJCカーオブザイヤー」を受賞した。23年12月に発売した4代目モデルで受賞は4代連続。旧モデルから引き継いだデザイン性や走行性能に安全装備などを加え、魅力を高めた点が評価された。

RJCは、新開発のパワートレイン(動力源)やクラストップ水準の空力性能、軽量高剛性ボディーなど基本性能を高め、最新の運転支援システムも採用した点を評価したとする。スズキの鈴木俊宏社長は「今後も世界中の顧客からさらに愛されるクルマを目指す」とコメントした。

初代は04年に発売され20周年。ベースにしたインドなど向けのセダン「ディザイア」を含め9月末までに累計約954万台が世界で売れた。スズキ車は過去に「ワゴンR」「ハスラー」「アルト/アルト ラパン」なども受賞しており7年ぶり8度目。

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