セミナーには約380人が参加し、講演やパネルディスカッションを聴講した

日本政策投資銀行(DBJ)は19日、カーボンニュートラル(CN)の促進を目的とするセミナーを金沢市内で開催した。セミナーには企業関係者など約380人が出席し、CNに関する講演や企業の脱炭素事例などを紹介するパネルディスカッションに聞き入った。

セミナーで講演した政策研究大学院大学の竹ケ原啓介教授

セミナーはDBJや三井住友信託銀行のほか、北陸銀行など3県の地銀の共催。CNに見識のある政策研究大学院大学の竹ケ原啓介教授が基調講演を実施した他、小松マテーレなど北陸3県の企業が、自社の脱炭素経営の取り組みについて紹介した。

竹ケ原氏は「北陸地域は産業構造が幅広く各企業が独立しており、脱炭素について一堂に話し合える場があるのは強みになる。金融機関には、事業成長とCNを両立できることを各企業に示してほしい」と語った。

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