テキサス州ヒューストンに本拠地を置くアストロズは、2017年と2022年にワールドシリーズを制覇し、今シーズンの途中からは菊池雄星投手がプレーして、アメリカンリーグ西部地区で4年連続の地区優勝を果たしました。

ヒューストンにある収容人数およそ4万1000人の本拠地球場は、これまで大手飲料メーカーのブランド名から「ミニッツメイド・パーク」と呼ばれてきましたが、来年からは「ダイキン工業」が命名権を取得したと球団が発表しました。

球場名は「ダイキン・パーク」に決まり、契約の期間は来年1月から2039年までの15年間で、日本企業が大リーグの球場の命名権を獲得するのは初めてです。

これについてアストロズのジム・クレーンオーナーは「国際的な企業であり、ともにファンに特別な思い出を提供していきたい」とコメントしています。

アメリカンフットボールやバスケットボールなど、ほかのプロスポーツとのファン獲得競争が続く大リーグは、各球団などが、国際的な市場の拡大に向けた取り組みを積極的に進めていて、来年は、大谷翔平選手や鈴木誠也選手などが所属するドジャースとカブスが日本で開幕シリーズを行うことになっています。

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