松屋フーズホールディングスは18日、食品を取り扱う電子商取引(EC)向けに運営代行サービスなどを手掛ける会社を設立したと発表した。松屋フーズHDの持つEC運営のノウハウを活用し、コンサルティング事業に乗り出す。
新会社の名称は「モールハック」。資本金は100万円で松屋フーズがHDが51%、食品ECに特化したコンサルティング事業を展開するGastroduceJapan(ガストロデュースジャパン、福岡市)が49%出資した。依頼企業の商品の特徴に合わせたECサイトの選定や販売戦略の策定、EC運営などを一貫して担う。松屋フーズHDが持つ物流網を活用した配送サービスも提供する。
松屋フーズは2004年に楽天市場などでEC事業に参入。新型コロナウイルス禍を経て商品数を増やすなど取り組みを強化し、23年度のEC売上高は約48億円だった。
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