スマートフォンでは縦型の動画が人気だ

ベクトルは18日、人工知能(AI)を活用して横型の動画を自動で縦型に変換するシステム「AI縦型動画」の提供を始めたと発表した。専用サイトで横型の動画ファイルをアップロードすると、被写体の動きなどに合わせて自動で切り抜いて縦型に変換される。スマートフォンでの再生に適した縦型動画の需要が増えていることに対応する。

子会社のオフショアカンパニー(東京・港)と、システム開発のグラッドキューブが共同で開発した。ドラマなどコンテンツの広告動画のほか、採用における会社紹介動画などでの利用を想定する。

例えば、横型動画の画面内で人物が移動している動画を縦型に変換する場合は、動きに合わせて人物が中心に映るように動画を切り抜く。価格は動画1分あたりの変換で200円に設定した。

1分の動画であれば約15分で変換できる。手作業では約1時間かかっていたという。長尺の動画を短くして縦型に変換する場合は、反映する時間の範囲を手動で指定する。

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