ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比87・37ドル高の3万7903・29ドルで取引を終えた。前日の大幅下落を受け、割安感が出た銘柄の一角が物色された。  一方、米連邦準備制度理事会(FRB)がこの日終了した連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表した声明は「ここ数カ月、物価上昇率2%の目標達成に向けてのさらなる進展はみられない」と指摘。利下げの開始時期が遅くなる可能性を示唆したのを嫌気した売り注文も出たため、上げ幅は限られた。  ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、52・34ポイント安の1万5605・48。


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