内閣府が15日に発表した、ことし7月から9月までのGDPの速報値は、物価の変動を除いた実質の伸び率が前の3か月と比べてプラス0.2%となりました。
これが1年間続いた場合の年率に換算するとプラス0.9%で、2期連続でプラスとなりました。
主な項目をみますと「個人消費」は前の3か月に比べた伸び率が0.9%と2期連続でプラスでした。
認証不正問題の影響があった自動車メーカーで生産や販売が回復したことや、猛暑の影響で飲料などの売れ行きが好調だったことなどから伸び率は前回を上回りました。
一方、企業の「設備投資」はマイナス0.2%と2期ぶりにマイナスに転じました。
前の3か月で増えた工場の建設の反動減や、半導体製造装置の減少が要因となっています。
また「住宅投資」はマイナス0.1%、「輸出」はプラス0.4%でした。
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