既存店でのオーダーメードが好調だった

オーダーメードのジュエリーや時計を製造・販売するケイ・ウノが14日発表した2024年9月期の連結決算は、純利益が前の期比2.1倍の1億6600万円だった。既存店でのオーダーメードが好調だった。23年9月期でのタイの子会社の建物に関する減損損失計上の反動で伸びた。

売上高は前の期比8%増の66億円だった。結婚や婚約指輪の需要が戻ったほか、値上げなどを実施した。SNSでオーダーメードの手軽さをアピールし新たな顧客を獲得したことが寄与した。

伊藤崇史社長は「25年9月期は国内に1店舗、26年9月期には国内に2店舗、海外に1店舗展開する」と話す。25年9月期の売上高は前期比11%増の74億円、純利益は12%増の1億8500万円を見込む。

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