飲食店運営などを手掛けるグリット・インターナショナル(東京・渋谷)は14日、米国のドーナツ店「ランディーズドーナツ」を日本で展開すると発表した。米国の運営企業とマスターフランチャイズ(FC)契約を結び、日本の店舗運営を担う。2025年春をメドに東京都内に国内1号店を開業する。
ランディーズは1952年に米ロサンゼルスで創業し、米国を中心に韓国やフィリピンにも店舗をもつ。米国の1号店は直径約10メートルのドーナツ型のオブジェが有名で映画などに登場することでも知られる。色とりどりな見た目が特徴の40種類以上のドーナツは工場ではなく店内で製造している。日本限定のドーナツも企画する。
グリットは1号店を直営で出店し、2店目以降はFC加盟店を募る。28年末までに50店の出店を目指す。10月末時点で20店を展開する米国の店舗数を3年間で超える見通し。
ドーナツの国内市場の競争は激しい。ダスキンが手掛ける「ミスタードーナツ」や米クリスピー・クリーム・ドーナツが浸透するほか、9月からセブンイレブンが店内で揚げたてのドーナツ提供を始めた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。