サッポロビールは環境負荷が低い原料を使ったビールの販売を11月から始めた。栽培方法の工夫により環境に優しいフランス産の大麦麦芽を使い、温室効果ガス排出量を抑えた。ビールで環境負荷の低い原料使用による温室効果ガス削減の取り組みは珍しい。東京・恵比寿の醸造施設で生産し、併設の体験拠点で限定販売。今後、缶製品への展開も検討する。
13日に発売した「ベルベット トワイライト」は数量限定で1杯1200円。白ワインのような香りが特徴のホップを使い、繊細な味わいに仕上げた。通常の栽培方法と比べ価格は高いが、温室効果ガスの10~20%程度の排出量削減が期待できるという。
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