博報堂DYホールディングスが13日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、最終損益が49億円の赤字(前年同期は108億円の赤字)だった。テレビやインターネット向けの広告などが好調で営業利益はのびたものの、北米での構造改革費用や投資有価証券の評価損などで70億円の特別損失を計上した。通期の業績予想は据え置いた。
マージンにあたる収益は前年同期比7%増の4278億円、営業利益は6.6倍の88億円だった。テレビのスポット広告やインターネットの動画広告などが好調だった。前年度から繰り越された官公庁からの業務の計上も加わった。
同日、25年4月に傘下の博報堂と博報堂DYメディアパートナーズの統合を検討すると発表した。マーケティング施策の計画やメディア対応などの機能を博報堂に集約して高度化を推進するなどとしている。
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