ビックカメラは1日、免税品の転売を防ぐためすべての店舗のレジにアラート機能を導入したと発表した。免税会計時に記録した購入者のパスポート番号をレジで共有し、同一商品の買い占めを防ぐ。不審な会計の際に店員に警告メッセージを出す。

グループの家電量販店「ビックカメラ」「コジマ」「ソフマップ」約200店のすべてのレジに導入した。免税商品として人気の高額商品5品目から始め、順次対象を拡大する予定。同社はこれまでも、転売が疑われる免税会計を断ってきたが、このシステムの導入によって確認作業の手間を減らす。

免税品の不審な購入履歴を検知し、店員に警告メッセージを発するレジ(ビックカメラ提供)

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