ローソンは13日、商品の会計がオンライン上で自動完結する「レジなし」店舗を大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)御堂筋線なかもず駅の構内に開業した。10月に開いた東京都内の東急電鉄二子玉川駅内の店舗に続いて国内2店舗目で、関西では初となる。会計待ちの時間をなくし、朝のラッシュ時間などの通勤・通学者の需要を見込む。
開業した「S Lawson Go OSLなかもず駅店」は通常の店舗よりも狭い17平方メートルの店内に菓子や飲料、おにぎりなど約380種類の商品をそろえる。店内に従業員はいない。
利用者はLINEでクレジットカードを事前に登録し、QRコードを発行して入店。商品を手にして店を出ると、店内に設置されたカメラの映像や商品棚の重量感知センサーの情報をもとにオンライン上で自動で会計が完了する仕組みだ。入店から退店までは最短5秒で済むという。
営業時間は午前7時から午後9時30分まで。通勤通学で駅を利用するビジネス客や学生などの利用を見込み、今後の展開は利用状況を見ながら検討する。
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