東京都三鷹市とミサワホーム、ミサワホーム総合研究所(東京・杉並)は1日、在宅介護の推進で連携協定を締結した。同市が昨年12月に開設した研究拠点「三鷹市福祉Laboどんぐり山」を通じて、介護が必要となった高齢者が在宅生活を継続するための住宅づくりで協力する。
福祉Laboどんぐり山は、旧特別養護老人ホームを改修して整備。研究開発・人材育成・リハビリ支援の3機能を備える。ミサワホームや同総合研究所の社員などが同施設に出向くなどして相互の研究成果などを共有、老後を見据えた住宅の新築や改修に役立てる。
同市の河村孝市長は「私も含めて最期は病院ではなく、自宅で迎えたいという人は多いはず」とし、そのための住宅のあり方を研究する必要性を強調。ミサワホームの作尾徹也社長は「要介護度を下げて元気になる。在宅介護はまさに我々の望むところ」と応じた。
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