12日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比18銭円安ドル高の1ドル=153円81~83銭。ユーロは71銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円51~55銭。

 国内輸入企業の実需による円売りドル買いが入った。一方で、午後には米中関係悪化への懸念から、リスク回避のために円を買ってドルを売る動きもあった。

 市場では「トランプ次期米大統領がどのような政策を出すのかによって相場が大きく変動している状況だ」(外為ブローカー)との声があった。

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