日清食品HDは下期に新商品「RAMEN BISTRO(ラーメン ビストロ)」を発売する

日清食品ホールディングス(HD)が11日に発表した2024年4〜9月期の連結決算(国際会計基準)は純利益が前年同期比9%減の290億円だった。米国で下期に新商品「RAMEN BISTRO(ラーメン ビストロ)」を発売することなどから外部倉庫を借りて作りだめをしており物流費が増えた。マーケティング費用も膨らんだ。

同日、最大200億円の自社株買いも発表した。発行済み株式(自己株式を除く)の2.07%にあたる620万株を上限に取得する。ただ株価は足元の減益を嫌気して急落し、終値は前日比で8%安となった。

売上高にあたる売上収益は8%増の3780億円。「カップヌードル」や「日清のどん兵衛」など主力商品の売り上げが堅調だった。「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」シリーズや「明星 ぶぶか油そば」も伸びた。子会社の日清ヨークや湖池屋は大幅増収だった。

25年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上収益は前期比7%増の7850億円、純利益は1〜6%増の545〜575億円を見込む。

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