モーター大手のニデック(旧日本電産)は、滋賀県栗東市の子会社の敷地内に工作機械の総合展示施設「テクニカルセンター」を設立する。米国や中国、インドにも展示場を設け、グループが持つ技術などを紹介する場を整える。投資額は数十億円規模だという。
テクニカルセンターは2025年11月に竣工予定で旋盤やレーザー加工機、金属3Dプリンターなどを展示。常駐する技術者約20人が顧客からの相談を受け付けたり、顧客の要望に合った工作機械の提案をしたりする。これまではグループ各社が敷地内で個別に展示していたが、一括で対応できるようにする。
ニデックによると、敷地面積は約3千平方メートル。
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