スズキは8日、ことし4月から9月までの半年間の決算を発表し、売り上げは、前の年の同じ時期より11.7%増えて2兆8550億円、本業のもうけを示す営業利益は40.7%増えて3349億円で増収増益となりました。

円安による押し上げ効果に加え、新型車が好調で日本国内での販売台数が増加したこと、国内での車の販売価格の値上げにより収益が改善したことが
主な要因だとしています。

また、今年度1年間の業績予想も上方修正し、売り上げは5兆6000億円、営業利益は5500億円といずれも昨年度を上回る見通しだということです。

鈴木俊宏社長は「アメリカ大統領選後は、為替一つとっても円安にも円高にもなるという分析が出ていて見通せない状況だ。地に足を着けて市場の要望をいち早く吸い上げていくスピード感を大切にしていきたい」と述べました。

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