通販大手のアスクルは9〜10日、2019年以来5年ぶりとなる商品展示会を複合施設「二子玉川ライズ」(東京・世田谷)で開く。従来展示していた個人向け通販「LOHACO(ロハコ)」で扱う商品に加え、新たに企業向け通販「ASKUL(アスクル)」の商品もそろえる。59商品を会場で展示し、2日で6000人の来場を目標とする。
展示会では仕事場や一般的な家庭の居住スペースを再現した。ブランド名が目立たない落ち着いたデザインのハンドソープや小容量のペットボトル入り飲料水など、仕事場でも家庭でも両方で使える商品をそろえる。商品を購入できるコーナーも設ける。入場料は無料。
アスクルは新型コロナウイルス禍などを踏まえて展示会の開催を見送っていた。8日の報道陣向け内覧会に登壇した竹久美月執行役員は「リアルで接することで得たお客様の困りごとやニーズを商材の企画・開発に生かしたい」と述べた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。