モスフードサービスは7日、国産牛100%のパティと大きめにカットしたアボカドをのせたバーガーを販売すると発表した。13日から全国のモスバーガーで展開する。健康志向の強い女性客に向けて訴求する。1月下旬までの期間限定商品で250万食の販売を目指す。パティに黒毛和牛を100%使った高価格帯のバーガーも同日から発売する。
新商品の「新とびきりアボカド」(790円)は、同社が3月から展開する高付加価値のバーガー「新とびきり」シリーズとして開発した。パティは定番の「モスバーガー」などに使うものに比べて約1.6倍の大きさで、食べ応えがある。大きめにカットしたアボカドとマヨネーズをベースにしたソースを合わせ、レタスやトマトと一緒に挟んだ。ボリュームがありながら、さっぱりとした味わいに仕上げた。
同社がアボカドを使ったバーガーを展開するのは2022年以来2年ぶり。女性人気が高いアボカドを採用することで、これまで取り込みきれていない30〜40代の女性客を中心に来店を促す。
パティに黒毛和牛を100%使った「一頭買い黒毛和牛バーガー〜山わさび醤油(しょうゆ)仕立て〜」(890円)も150万食の数量限定で13日から販売する。和牛のサーロインやヒレなどの高級部位もパティに使用し、ワサビ風味のソースを合わせることで肉汁のジューシーさやうまみを引き立てる味わいにした。バンズもずっしりと重量感があり、しっとりした食感の専用品を新たに開発した。年末年始のぜいたく需要に応える。
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