三井化学は7日、2025年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比12%増の560億円になる見通しだと発表した。従来予想から170億円下方修正した。大阪府にある基礎化学品のエチレン生産設備の一時停止で生産数量などが従来予想を下回る。
事前の市場予想(QUICKコンセンサス、719億円)を下回った。決算発表後の株価は一時前日比129円(4%)安の3462円まで下げた。その後は3600円台で取引されている。
同日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、売上高にあたる売上収益が前年同期比8%増の8903億円、純利益は7%増の222億円だった。
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