7日の東京株式市場は、アメリカ大統領選挙で当選を確実にしたトランプ前大統領の減税策への期待感などから、6日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が1500ドルを超える上昇で最高値を更新したのを受け、取引開始直後は値上がりで始まりました。

日経平均株価は一時、400円以上の上昇となりましたが、その後はいったん利益を確保するための売り注文に押され、値下がりに転じています。

▼日経平均株価、午前の終値は6日の終値より158円80銭安い3万9321円87銭。
▼東証株価指数、トピックスは逆に24.41上がって2740.33。
▼午前の出来高は14億3731万株でした。

市場関係者は「トランプ前大統領は景気を押し上げる減税策を掲げる一方、日本を含む外国から輸入される製品に原則10%から20%の関税をかける方針も打ち出している。トランプ前大統領の政策が日本をはじめ世界経済に及ぼす影響などを慎重に見極めたいという投資家も多く、6日大幅に値上がりした銘柄を売る動きが出ている」と話しています。

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