発表によりますと、JR東日本は、来年春から常磐線の各駅停車の綾瀬と取手の間と南武線の川崎と立川の間で車掌のいないワンマン運転を導入します。
また、再来年の春からは、横浜・根岸線の八王子から大船の間で、2030年ごろまでには山手線や京浜東北・根岸線、中央・総武線の各駅停車、埼京・川越線でも導入するとしています。
JR東日本が首都圏の主要路線でワンマン運転を導入するのは初めてとなります。
人手不足のなかで、車内アナウンスやドアの開閉などを担っていた1100人の車掌を別の業務に充てられるとしています。
一方、安全を確保するため、客の乗り降りが確認できるモニターを運転席にも設置するほか、緊急時に輸送指令室と客が直接会話できるなど運転士を補助するシステムを新たに導入するとしています。
喜勢陽一社長は会見で「安全のレベルを落とさずに、車掌の仕事を機械やシステムで代替できる。人にしかできない別の仕事に人員をシフトさせていきたい」と述べました。
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