6日の東京外国為替市場は朝方は1ドル=151円台で取り引きされていましたが、アメリカ大統領選挙でトランプ氏が一部の激戦州で優勢だと伝わると投資家の間でドルを買う動きが加速し、午後には、一時、およそ3か月ぶりに1ドル=154円台まで円安ドル高が進みました。
午後5時時点の円相場は、5日と比べて1円66銭円安ドル高の1ドル=153円93~95銭でした。
一方、ユーロに対しては5日と比べて58銭円高ユーロ安の1ユーロ=165円22~26銭でした。
ユーロはドルに対して1ユーロ=1.0733~34ドルでした。
市場関係者は「トランプ氏の優勢が伝わると、アメリカで物価上昇が続くという見方からドルを買う動きが広がった。投資家はトランプ氏が勝利する想定に傾くなか、日本時間のあすから開かれるFRB=連邦準備制度理事会の金融政策を決める会合の行方にも関心が集まっている」と話しています。
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