エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)が6日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比4.3倍の270億円だった。インバウンド(訪日外国人)のブランド品や化粧品を中心とした高額消費が好調で百貨店事業がけん引した。
売上高は4%増の3312億円、営業利益は52%増の150億円だった。百貨店事業の営業利益は倍増の126億円だった。
25年3月期通期の業績予想は、百貨店事業が好調に推移し、営業利益が18%増の310億円を見込む。従来予想の295億円から上方修正した。純利益は37%増の300億円に据え置く。
売上高は4%増の6820億円を見込む。従来予想の7020億円から増収幅が縮小する。食品スーパー事業などが計画より下ぶれする。
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