東レは6日、キャンペーンガールの起用を年内で終了すると発表した。水着向け素材などの販売促進で1981年から続けてきたが、ブランディングや広告効果を踏まえて判断した。事業を世界展開するなかで、国内向けの活動を主とするキャンペーンガールの意味合いも変わっていた。
81年に「東レ水着キャンペーンガール」として始め、過去には藤原紀香さんや山口智子さんなども起用した。
キャンペーンガール活動から撤退した繊維大手も多かったが、東レは会社のシンボルや親しみやすいモデルとして活動を続けてきた。
同社は「社会・環境の変化に合わせたコミュニケーション戦略を推進していく」として、違う形でのブランディングを強化していく。
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