ウエアラブル端末で心拍データを取得し心疾患の疑いなどを検知するサービスを手掛けるココロミル(東京・新宿)は、新たに開発した使い捨ての心電計が保険適用となったと発表した。患者は3割負担の場合、5250円程度で使うことができる。今後1年で2万台の販売目標を掲げる。
9月末に医療機器認証を取得し、11月1日から保険適用が始まった。不整脈の疑いがある患者などが入浴時も含めて装着でき、日常生活への影響を抑えることができる。取り付けは医療機関で実施し、一定期間装着後は郵送で返却する。従来の心電計と違って使い捨てで使用できるため、取り扱う病院の機器の管理の手間が減る。
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