大和ハウス工業は5日、米国子会社が米賃貸住宅大手アライアンス・レジデンシャルの発行済み株式の35%を取得したと発表した。1日付で出資額は非公表。持ち分法適用会社とする。大和ハウスは需要が拡大する米国市場を強化しており、これまで注力していた新築住宅に加えて賃貸事業も加速させたい考えだ。

 アライアンス・レジデンシャルは米16州で賃貸事業を展開し、物件の開発数では米国で最大級の非上場企業。大和ハウスは2011年から米賃貸事業を開始し、これまでに約6千戸を展開してきた。

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