北京の人民大会堂で開かれた全国人民代表大会常務委員会=4日(新華社=共同)

 【上海共同】4日の新華社電によると、全国人民代表大会(全人代)常務委員会が同日始まった。特別国債の追加発行規模などの景気刺激策が議論される見通しで、8日までの会期終了後に公表される内容に市場の注目が集まっている。

 初日は藍仏安財政相が、地方政府が傘下の投資会社などを通じて抱える「隠れ債務」の解消策について説明し、常務委で審議した。

 財政出動を巡っては、中国メディアの財新が今後3年で6兆元(約128兆円)の特別国債の追加発行を検討していると報道。ロイター通信は別の種類の債券も含めて追加発行額は10兆元に上ると報じた。

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