米カジュアルレストランチェーンのTGIフライデーズの看板(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米カジュアルレストランチェーンのTGIフライデーズは2日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。新型コロナウイルス禍で店舗の休業を迫られたり、外食する人が減って客足が遠のいたりしたため、経営が悪化していた。

 同社によると、日本を含めた世界41カ国で460店舗以上を展開し、米国では39店舗を所有・運営する。フランチャイズ店は別会社が独立して経営しているため、今回の手続きの対象に含まれず「通常通り営業を継続する」と説明している。

 日本国内では、ワタミがフランチャイズ店を手がけている。

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