東京都の多摩地域のトヨタ自動車系販売会社などを統括するS&D多摩ホールディングス(東京都立川市)は、福祉車両の販売拠点「T'sWelfare」(福生市)に重い病気の子どもや家族が過ごす「こどもホスピス」を設置した。NPO法人東京こどもホスピスプロジェクト(昭島市)が運営する。予約制で毎週木、金曜の午前から夕方までと第4土曜日の午前に利用できる。
「S&D多摩こどもホスピスドリームルーム」は子ども1人に看護師1人が付き、遊びや学び、子どもたち同士の交流などの場とする。2階では家族が休息したり医療・福祉などの相談をしたりできる。車椅子ごと搭乗できる福祉車両による送迎もする。
S&D多摩HDの田村勝彦社長は「小さい規模からスタートして持続させたい」と話している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。