ネット印刷大手のラクスルは1日、金融子会社「ラクスルバンク」を同日付で設立したと発表した。2025年中にサービスを始める。ラクスルの主要顧客である中小企業に手数料を抑えた決済サービスなどを提供する。
同社は9月、金融事業の参入を発表していた。資本金は1億円で、ラクスルの100%子会社とする。社長はラクスルの杉山賢最高財務責任者(CFO)が務める。住信SBIネット銀行と提携して事業を進める。
ラクスルのサービスの共通IDを使い、既存顧客を囲い込む。中小企業の資金繰りを支援するため、手数料の抑制や後払い制度の導入、口座の新規開設にかかる時間の短縮などの施策を検討する。
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