改善対策の対象は、2012年12月からことし1月までに製造された三菱自動車の「デリカ」と「エクリプス クロス」の2車種、あわせておよそ13万8000台です。

国土交通省によりますとこれらの車ではブレーキペダルを補助する部品の材質が不適切で氷点下を大きく下回る地域ではこの部品が凍り、ブレーキが重くなるおそれがあるということです。

改善対策は、国の安全基準は満たしているものの、安全性に問題があると会社が判断した場合に国に届け出るリコールに準じた制度で、事故は起きていませんが、これまでに12件の不具合の情報があるということです。

三菱自動車は北海道や東北地方の販売店では1日から、ほかの地域の販売店では準備ができしだい、無料で部品の交換を行うとしています。

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