フジテレビはアジア各国の映像制作会社などと連携する(31日に都内で開いたグローバル事業戦略発表会)

フジテレビジョンはアジア各国の映像制作会社と共同でドラマやアニメづくりなどに取り組む。子供向けテレビ番組の人気キャラクター「ガチャピン・ムック」はベトナム企業と連携し、音楽アニメとして東南アジアに進出する。強みのある知的財産(IP)を活用し、世界市場を開拓する。

31日に開いたグローバル事業戦略発表会で石井浩二ビジネス推進局長が明らかにした。ベトナムのPOPS Worldwide(ポップス・ワールドワイド)とはガチャピンとムックが登場する子供向けのショート音楽アニメを共同制作する。ポップス社のエスター・ウィン創業者兼最高経営責任者(CEO)は「東南アジアで大成功し、世界に出て行ける」と期待を示した。

このほか、タイのGMMスタジオ・インターナショナルと同社原作の人気ドラマの日本版リメーク作品を共同制作する。韓国のカカオエンターテインメントなどとは縦読みマンガ(ウェブトゥーン)の人気作品を共同制作でショートドラマにし、配信する計画だ。

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