オリエンタルランドのことし9月までの半年間のグループ全体の決算は、売り上げが2972億円と去年の同じ時期より4.5%増えて、過去最高となりました。
これは、ことし6月、東京ディズニーシーに新たなエリアが開業し、関連するグッズやホテルの売り上げが伸びたほか、混雑時のチケットを値上げしたことなどが主な要因だということです。
一方で、入園者数は合わせて1220万人と夏の猛暑の影響などで去年の同じ時期より30万人余り減少しました。
このため最終的な利益は455億円と16.5%の減益となりました。
中間決算での減益はコロナ禍で休園などが相次ぎ最終赤字となった2020年度以来、4年ぶりとなります。
記者会見したオリエンタルランドの霜田朝之 執行役員は「新しいエリアの客足や関連グッズの売り上げは好調だったが、想定以上に暑さの影響を受けた形となった。秋以降はイベントなどを通じて客足を回復させたい」と述べました。
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