名古屋商工会議所などが主催する異業種交流展示会「メッセナゴヤ2024」が30日、ポートメッセなごや(名古屋市)で開幕した。トヨタ自動車や中部電力、デンソーなど778社・団体が出展した。国内最大の新興育成拠点「ステーションAi」(名古屋市)の開業を前に、スタートアップや中小企業との共創を探ろうとする参加者が多く訪れた。
参加企業のうち中小企業の割合は80%と、前年(65%)から増えた。メッセナゴヤ実行委員会の委員長を務める名古屋商工会議所の加留部淳副会頭は、「自動車産業などがどうスタートアップと共創するかを探っていきたい」と話した。11月1日まで開かれ、期間中に5万3千人の来場を目指す。
人工知能(AI)などの先端技術を使った取り組みの紹介が目立つ。中部電力は電力メーターとAIを組み合わせ、高齢者のフレイル(虚弱)リスクを感知する自治体向けサービス「eフレイルナビ」を紹介した。デンソーは生成AIを活用したロボットのデモンストレーションを実施した。
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